eventnews

〈オンライン開催〉

川のシンポジウム2022を開催しました

◆概要

川をフィールドにした活動を行っている小学生・高校生の発表や、専門家による講演などを通して、川を取り巻く環境について考えましょう。

◆発表者

【埼玉県本庄市立藤田小学校 5年1組】13:05~

「私たちの元小山川を守るために!~在来魚を取り戻そう~」

学校の前を流れる元小山川。ムサシトミヨが住めるようなきれいな川に戻したい。藤田小の思いを込めた河川調査活動を紹介します。

 

【福岡県大牟田市立玉川小学校 4年1組】13:20~

「つながろう、そして守ろう~ふるさと大牟田の川・海・環境を守る子どもたちの提言~」

校区の川環境について学習した市内五校で、「川サミット」を開催し、市民に広く伝える提言作りを行ったことを代表して発表します。

 

【三重大学教育学部附属小学校 5年C組】13:35~

「ドローンとVRを活用した河川防災学習-三重県・雲出川の治水-」

近年ひん発する豪雨災害。地域の河川の治水についてドローンとVRを使って調査を行った。探究が止まらない学級の取組を紹介したい。

 

【早稲田大学本庄高等学院 Rishita Singh AFSアジア高校生架け橋プロジェクト留学生】13:50~

「River in India」

私の母国のインドの川の様子を皆さんに紹介します。このことを通じて、世界の川の様子に思いをはせてください。

 

【早稲田大学本庄高等学院河川研究班】14:00~

「川と藤田小とともに歩んだ10年」

藤田小とともに歩んだ2012年からを振返り、今後の私たち河川研究班の活動の方向を探ります。

 

◆特別講演

【埼玉県魚類研究会代表 金澤光氏】14:10~

「さいたまのおもしろい生き物」

間瀬湖、円良田湖などで見られる「淡水クラゲ」と利根川に生息するスナヤツメの珍しい生き物を紹介します。

【開催概要】

日時:2022年3月12日(土)13:00~14:30

会場:Zoom

主催:早稲田大学本庄高等学院 本庄市立藤田小学校 公益財団法人 本庄早稲田国際リサーチパーク

後援:埼玉県本庄県土整備事務所 本庄市 本庄市教育委員会

【申込方法】

申込受付を終了いたしました。

たくさんのお申込みありがとうございました。

 

【問い合わせ】

公益財団法人本庄早稲田国際リサーチパーク

地域振興支援部

電話 0495-24-7455

FAX 0495-24-7465

イベント後記

コロナ禍で3年ぶりの開催となった今年度は、ハイブリット形式の開催となりました。発表者・参加者を含め107名のご参加をいただきました。

会場では、藤田小学校が2005年から継続している、学校の近くを流れる小山川・元小山川の河川調査の結果報告と、川をきれいにするための取り組みを5年生14名が発表し、オンライン参加の福岡県大牟田市立玉川小学校4年生10名からは、大牟田市の川海環境と子どもたちの環境保護活動について、三重大学教育学部付属小学校5年生代表4名からはドローンとVRを活用した河川防災について発表をいただきました。

どの発表も堂々とした発表で、大変興味深く素晴らしいものでした。

後半には、早稲田大学本庄高等学院に留学中のリシタ シングさんから、母国インドを流れるガンジス川の自浄作用とそれを超える人間活動の汚染について、早稲田大学本庄高等学院河川研究班は藤田小と連携した10年の歴史を発表しました。

さらに活動を長年指導くださる埼玉県魚類研究会代表 金澤光先生からは「さいたまのおもしろい生き物」と題してスナヤツメ、マミズクラゲ、オオマリコケムシをご紹介いただきました。なんとも奇妙な生き物たちに子どもたちは釘付けになっていました。

各発表には活発な質疑も行われ大変有意義なシンポジウムとなりました。

川という共通のキーワードで結びついた小学生の皆さんと、今後も継続して連携活動や交流をつづけられるよう願っています。

当方の不手際により大幅に時間を超過してしまい大変ご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申し上げます。

回答しきれなかった質問への回答は3月28日(月)当ホームページに掲載予定です。

PDFファイルをご覧になるには、AdobeR ReaderRが必要です。
Adobe Readerをダウンロードするには左の「Get Adobe Reader」ボタンをクリックしてください。