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創立20周年のご挨拶

 当財団は、早稲田大学、埼玉県、本庄市および周辺町村等の協力のもと2002年5月に設立され、2012年11月に公益財団法人本庄早稲田国際リサーチパークへと移行し、今年5月17日に創立20周年を迎えました。これもひとえに関係機関、地域の皆様のお力添えのおかげと心より感謝申し上げます。

 この間「早稲田リサーチパーク」の目標である「環境・エネルギー、情報通信を中心とした科学分野の研究拠点」の整備を軸に、本庄地方拠点都市地域の「将来的に維持される持続可能な都市(サスティナブルシティ)実現」に向けた産学官連携の様々な事業を中心に活動を行うとともに、地域企業の人材育成あるいは、地域のまちづくりの人材育成に向けた多くの講座やセミナーも開催してきました。

 2018年6月からは本庄市が主体となり、埼玉県や周辺市町と協力し、早稲田大学の「知」を活用させいただくことで、より地域に根ざした新たな財団運営を推進しております。

 また2021年には、早稲田大学と連携し「本庄早稲田モビリティ共創プロジェクト」を発足し、地産地によるモビリティの製造サプライチェーンの構築を目指して活動しております。

 今後も、早稲田大学等の持つ「シーズ」を地域や企業の「ニーズ」に結び付ける役割を果たしつつ、のニーズに即した研修の開催による地域産業人材育成、創業者の育成を手助けするインキュベーショ支援、子どもたちの学習支援を通じた地域人材育成をはじめ、本庄市児玉郡を核とする地域社会の持続発展に向けた事業の展開を図ってまいりますので、関係機関および地域の皆様のご協力、ご支援をいたきたくお願い申し上げます。

                      公益財団法人本庄早稲田国際リサーチパーク
                            理 事 長  吉田 信解